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トップテクノ社長コラム 佐藤正和の生きる道!
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No.025 それでも現場では職人が不足している
2019年01月21日


実は私も、以前はデベロッパーの下請仕事をしていました。ただ当時は今と違って稼げましたから、お金に関しての不満はありませんでした。しかし与えられた仕事をこなしているだけの毎日に疑問と退屈を感じていたので、エンドユーザーから直接仕事を請け負う今のようなスタイルにシフトしました。それと平行して会社の体制も変えていったのです。

以前では自社で職人を抱え、ある程度腕があがったら一人親方として独立させ、協力会社として彼らと付き合っていました。しかし先ほど述べたように独立・起業が難しくなったため、自社の工事部隊を解体。設計やデザイン、営業といった業務に注力し、工事は腕の立つ協力会社にお願いする、という体制にしたのです。

デザインや営業に集中できたこと。エクステリアに関心があり、かつ、お金をかけることのできる経済的余裕がある層が住んでいる地域に会社を移したことなどが功を奏し、おかげさまで次々と受注を獲得。YKK APさまやLIXILさまが開催する各種エクステリアコンテストで頻繁に賞を獲得した反響などもあり、会社の設立から30年近く経った現在でも、数多くの工事依頼をいただいています。そしてそのほとんどが、利益率の高いエンドユーザーからです。

悩ましいのは、あまりに依頼が多いため、工事を請け負ってくれる協力会社が足りないことです。以前から懇意にしている協力会社に、仕事量アップを期待しているのですが、なかなかすぐに仕事量を増やすわけにもいきません。仕事が増えて職人が足りないというのは嬉しい悲鳴ですが、我々は切実に職人さんを必要としているのです。

実際、最近は現場に行く度に、いい仕事をしている職人さんに声をかけるようにしています。それだけではありません。色々な先でことあるごとに「うちの仕事をお願いできる腕のいい職人さんはいないか?」と話しています。さらにまだアイデア段階ですが、職人さんや協力会社さんを募集する専用のWebサイトなどを構築しようとも考えています。

 

職人が再び稼げる仕組みをつくりたい

ただ腕の立つ職人さんは引く手あまたです。ですから条件面を高くして迎え入れようと考えています。先の“稼ぐ”話がここでつながるわけです。

まずは手間賃。技術力の度合いによって手間賃の割合を変えようと考えています。平たく言えば、腕のいい職人さんの場合は当社の取り分を低くして、その分を職人さんの手間賃に上乗せするということです。技術力があればその後のアフタフォローが楽になりますから、施工時に高い金額をお支払いしても、当社としても問題ないという考えです。

またお金の面だけでなく、働きやすい環境も提供しようと考えています。

たとえばふつうに借りたらかなりの出費となる重機や大型トラックを、無償で貸してもいいと思っています。

トップテクノのエクステリアを待ってくださっているお客様のご要望に迅速に応える。技術力の高い職人に、腕に見合った案件ならびに手間賃を提供する。当社の仕事がスムーズにまわる。このような三方良しの仕組みを構築できればと考えています。









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