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No.023 時間は絶対に守る。プライベートでも遅刻はしない
2018年11月26日


「時間は絶対に守る」。私が物心ついたときから意識してきたことです。学生時代に学校を遅刻したことはありません。社会人となりブロック屋の職人になってからも、遅刻はもちろん、お客様との約束に遅れたことは一度もありません。大抵は30分前、遅くとも15分前には待ち合わせの場所に到着して相手が来るのを待っています。

時間を守るということは、仕事や学校だけに限りません。遊びであっても同じです。仕事の時間は守るのに、遊びや飲み会には平気で遅刻してくる人がよくいます。私から言わせれば論外です。相手によりますが、私が待つ側であれば、約束の時刻から数分過ぎた時点で帰ります。

「車が渋滞していたから仕方ない」。このような言い訳をする人も論外です。渋滞などの予測は、カーナビやスマホで事前に調べれば簡単にわかるからです。実際、ゴルフ場などに行くとき、渋滞で3時間かかるかもしれないとの情報を得ることがあります。そのような場合、私は遅刻しないように4時間前に家を出ます。後でも触れますが、大切なのは事前に計画を練ることです。準備をしっかりとしていれば、時間に遅れることは絶対にあり得ません。

ではなぜ、私がここまで時間にこだわるのか。理由はシンプルです。自分が待つ身となった場合に嫌な気持ちになるからです。だから相手を待たせないようにしています。もうひとつは時間は誰にでも平等に24時間ありますが、私にとってはやりたいことが多すぎて、24時間では足りないからです。その貴重な時間をムダにしたくないのです。

時間の使い方を2つの軸で考える

時間の使い方で大事なことは、考える時間なのか、それとも作業の時間なのか。この2軸で考えることです。実はこの考えは経営者と一般的なサラリーマンにおける思考の違い、とも言えます。

多くの経営者は、作業に費やす時間はあまり意識していません。というより、作業はたいしたものだと思っていない場合が多いです。いかに考える時間を捻出することができるか――。考える時間が増えれば増えるほどビジネスが発展すると考えているからです。実際、私もそのような考えですし、実際に成功をしている経営者を見ると、考える時間の捻出がうまい人が多いのです。

そうはいっても、私も含め多くの経営者は社会人としての第一歩はサラリーマンであったり、現場メンバーだった人がほとんどのはずです。ではどのようにして、作業を効率よくできるようになったのでしょうか。

先に触れたとおり、大切なのは事前に計画を練ることです。「とにかく目の前にある仕事をやればいい」という考えはおすすめしません。たとえば私は職人時代、私は次のような段取りで仕事を進めていました。

まずは作業前日。次の日にやることを理解し、自分以外に現場に入るメンバーを、個々の力量も含めて把握しておきました。現場に入る全メンバーの力量を知ることで、1日の仕事量を計算していたわけです。あわせて、全体の工程表も確認していました。遅れているようであれば仕事のスピードを早めたり、残業をするなどして調整する必要があるからです。

そしてこの事前の計画は、綿密に立てることが重要です。現場に入ったら養生にどれくらいかかるのか、同じく1日の終わりのそうじには何分かかるのか、細かな部分まで考えます。

現場メンバーの力量を細かく知ることは、どの作業を任したらベストな働き方をしてくれるか。つまり、仕事の振り分けにもつながります。実はこのことは仕事場の雰囲気がよくなることにも関係しています。得意な仕事をしていると、スムーズかつ楽しく仕事を進められるからです。ただし得意な仕事がいわゆる雑務のような、あまり面白みのない仕事の場合は、そのメンバーの成長を考慮し、ときには非効率だと感じても別の仕事を任せることも重要です。

仕事の向き不向きを考える際、重要なことがあります。それは本当にその人に向いていない仕事なのか、もしくは本人の努力不足なのか、ということです。とはいえはっきり言ってしまえば、9割以上は本人の努力不足だと私は考えています。

というのも、上長や経営者の多くが従業員に求めるスキルは、特に現場の作業レベルにおいては、それほど高くない場合がほとんどです。一般的な会社の事務仕事でいえば、Word、Excelの初歩的なスキルがあればできるような仕事が大半でしょう。
このような初歩的なスキルは、あらかじめ自分自身で身につけておくべきです。会社で教えてもらうとか、先輩に聞けばいいやといった考えは、私は賛成しません。会社は学校ではなく、仕事をする場所だからです。

実際、私も駆け出しのころ、相当な努力をしました。朝早く現場に行き、ときには昼休みも削ってトラックやユンボといった重機の運転を覚えました。ブロックの積み方も徹底的に練習しました。このような努力を徹底的にやったからこそ、先ほど話したように現場の作業は大したことない、と思えるレベルのスキルが身についたのです。

経営者としての時間の使い方

先ほど、経営者の多くは考える時間を捻出することを意識していると述べました。もうひとつ私が大事にしていることがあります。それは考える時間帯です。考える仕事とは、具体的には新事業の発想であったりクリエイティブな内容ですから、頭が冴えていないとできません。私の場合、頭が冴えるのは朝の時間帯です。他の経営者の多くも、朝の時間帯に重要な会議や打合せなどの予定を入れる方が多いように思います。

私は毎朝4時に起きます。起床後はジムやゴルフの打ちっ放しなどで体を軽く動かして入浴。この時点で、もう頭はギンギンに冴えています。そうして朝の7時ぐらいから仕事をはじめます。それでも時間が圧倒的に足りないと感じています。本当は頭の冴えたこの時間帯に、新しいビジネスなどを発想したいのですが、実際は社員の1日の段取りを考えたり、現場を見に回る業務に忙殺されているからです。時間が足りなすぎて、実は自分は時間の使い方が下手なのではないかとすら思うほどです(笑)









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