No.005 エンドユーザーに喜ばれる仕事を
2017年12月06日
そんな状況も少し落ち着いた平成12年(2000年)に、資本金1000万円で「株式会社トップテクノ」に社名を変更。営業や事務を担当する社員も雇って、ちゃんとした会社にしようと思ったのです。そして、その頃から自分の中に「エンドユーザー」というキーワードが芽生えてきました。
それまでは建築業者などと組むB to Bの仕事ばかりでした。確かにお金は儲かりましたが、「下請けだけじゃ面白くない」という思いが強くなり、面倒なことも多いけれど、直接お客さんの役に立つ仕事もしてみたいと思ったのです。
知人に誘われて法人会にも入りました。「いつまでも人から土建屋と思われていては駄目だ。ちゃんとスーツを着て仕事をしよう」と思ったからです。それまでは冠婚葬祭の時しかスーツを着ないので、たまに着るとよそ行きにしか見えません。まずは外見から変えていこうとしたのです。