家の工事を依頼するとき、頭に「悪徳業者だったらどうしよう?」と不安がよぎってしまう人は多いのではないでしょうか。

ほとんどは顧客第一でルールに則って経営している優良業者ばかりですが、ごく一部に利益重視で経営している業者があることも事実です。

本記事では、危険な業者や悪徳業者の特徴を解説します。

急ぎの工事でも依頼先は慎重に選定し、工事開始後のトラブルにならないよう注意しましょう。

①他社のデザインや図面を参考にしようとする業者

外構エクステリアは家の顔となる部分でもあるため、理想に近いデザインにするため複数の業者に相談する施工主は少なくありません。

しかし、「他社のデザイン(図面)を見せてほしい」「デザインや見積書を見せてくれれば同じ内容でそれより安くします」という提案をしてくる業者は危険と思ってよいでしょう。

このような業者の場合、本当の目的は「顧客の獲得」であることが大半です。

本当に同じ内容の工事を安く請け負おうとしているのではなく、破格な金額でもよいからとにかく顧客を獲得し、あとは内々で最大限コストカットしようとしていることが多いので要注意。

結果、コストを削減するため手抜き工事になったり、保証やアフターフォローがカットされてしまったりすることもあります。

最悪の場合、依頼することが決まって他の業者を全て断った後に見積り額が上がったり、後々オプションや追加工賃を請求されたりすることもあるので油断は大敵です。

 

もちろん、デザイン案を見せながら相見積りを取ること自体が悪いのではありません。

デザイン・図面の提供を条件に値引き交渉する業者にだけ、注意しておきましょう。

②あっさり多額の値引き交渉に応じる業者

外構業者の多くは、顧客獲得のためにも最大限コストカットしつつ、かつ一定のクオリティは担保できるギリギリのラインで見積りを作成しています。

そのため、同じ施工内容であればどの業者に依頼しても数十万円単位の大幅な見積り差になることはほとんどありません。

一方、あっさり多額の値引き交渉に応じ、相場からかけ離れた金額にて外構工事を請け負う業者がいるのも事実です。

金額だけ見ると非常に家計の助けとなるためありがたい要素に感じてしまいがちですが、もともとの見積りが高額すぎていたり、適当だったりする可能性を疑ってよいでしょう。

「安くすれば工事を請け負うことができる」という考えから簡単に値引きしてしまうことも多く、いざ工事を始めてから破綻することも考えられます。

 

とはいえ、値引き交渉すること自体が悪いとは限りません。

できる限りの範囲で安くしてもらいつつ、クオリティも維持できるか、慎重に判断してもらうことが大切です。

③施工実績がない・少ない業者

施工実績がない(または公開していない)・少ない業者にも注意が必要です。

「実際の現場を見せてほしい」「過去の事例が見たい」と言っても簡単な紹介だけではぐらかされてしまうときや、いい顔をされなかったときは何か裏があると思ってよいでしょう。

設立間もなくてまだまだ事例が少ないのであれば、その旨正直に伝えてくれるはずです。

工事中の写真や完成した外構の写真を見せない場合、工事現場が整理整頓されていなかったり、近隣の迷惑になる場所に車両を停めていたりするかもしれません。

見る人が見ればわかる手抜き工事になっている可能性もあるので、自分で判断できずとも積極的に実績を見せてくれること自体が安心材料となります。

④工事以外の対応に不信感を覚える業者

工事業者が何よりも優先するべきなのは安全な施工と高いクオリティでの作業ですが、お客様対応も欠かせない要素のひとつです。

例えば、問い合わせに対する返答スピード、わかりやすく工事内容を伝える説明力、親身で丁寧なヒアリングなども求められます。

問い合わせや相談をしたときなど、工事以外の対応に不信感を覚える業者では、安心して任せることができません。

打ち合わせの時間を守らない、依頼した内容が見積書に入っていない、など違和感を覚えたときも要注意。

最悪の場合、契約内容と違う施工になるなど大きなトラブルに発展する恐れがあります。

⑤激安・超短期工事など無茶難題でもOKな業者

安価かつ短納期で依頼できる外構業者も多いですが、あくまでも企業努力で成り立っていることが多いです。

相場からあまりにもかけ離れた金額・期間など、無茶難題もOKする業者はどこかに落とし穴があると考えた方がよいでしょう。

全額前払いした直後に倒産したり、依頼通りの工事が実施されなかったりする可能性があるかもしれません。

交渉次第で金額や工期を調整してくれる業者は多いですが、極端な値引きや条件緩和には注意するのが無難です。

まとめ

ほとんどの業者が優良工事を請け負っているとはいえ、なかには「依頼したことを後悔した」「トラブルに巻き込まれてしまい、精神的にもすり減った」という体験をした人も少なくありません。

悪質な業者を避けるためにも、依頼先の選定基準をしっかり持ち、比較・検討しながら決めていきましょう。